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愛車『LeMond/Alpe d'Huez』での走行記録ブログ。
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1日目からの続きです)

9/13(土)

5時のアラームで起床。
何はともあれ風呂に入る。
買っておいた薄皮あんぱんを食べて6時過ぎに出発。



泊まってた民宿は「ニューヒラノ」。
朝が早くてご主人夫妻に挨拶できなかったのが悔やまれるところ。
まぁ、仕方ないか。またいつか来た時に。

2日目のお題は渋峠。
日本国道最高地点到達が目標。
お天気は下り坂らしいがどうなることやら。

民宿の目の前の道が峠への一本道。
即、登坂開始。しかもそれなりにキツい。
先が思いやられる。

それから、サドルに座って気付いたが、お尻の一部が痛い。
背負い慣れないバックパックがフォームに影響したのか。
それとも、登りのしんどさに負けてサドルの前に乗り過ぎたか。
原因はともあれ、とにかく尻が痛い。
が、座り方に注意して走れば走れないほどの痛みではない。
どうあれ、引き返すという選択肢はない。行こう。


こんな道

R292、片側一車線の道を登って行く。
路肩の状態はあまりよくない。
車は少ないが、時折凄まじいスピードでパスして行くモーターバイクが怖い。

怖いと言えば


硫化水素?

殺生河原(その地名も怖い)の辺りでこんな看板が出ていた。
ということは、この区間では休憩しない方がいいのね。


でも写真くらいは撮る

たしかに、温泉独特の硫黄臭が強く漂っている。
岩から色の付いたガスが漂い出しているところもあった。
当然、中毒になるようなことも無く通過できた。


ロードに乗り換えてから登りが特にきつく感じられるようになった。
以前メインで乗っていたクロスバイクはフロントトリプルだったので、
進みはしなくとも、軽いギアを回し続けることはできた。
登り続けるサイクリングにはギア比も大事かな。
もしかしたら今回が53-39の顔をしている最後の姿、かも。


Alpe D'Huez、53-39の顔


渋峠に来たかった理由のひとつにはその景色も含まれている。
背の高い木がなくなり、走ってきた道がウネウネして見える、
そんな景色を、道を楽しみたかった。


行く先に存在する道が目に入り、ため息をつくこともあったかもしれない

疲労の蓄積、お尻の痛みのせいもあってか、昨日に増して休憩が多い。
それでも、ペダルを回していれば自転車と自分は前に進む。
ゆっくりでも、あきらめずにペダルを回そう。



どこかのカーブで休憩し、ふと来た道を見た
霞む景色の中に自転車に乗る人の姿が見えた。
それに刺激を受け、自分も頑張ろうと思えた。

標高が2000mに達した頃、それまでパラついていた雨が少し強くなった。
薄皮あんぱんを食べ、先へ進むとほどなくして白根レストハウスに到着。

ここから15分程度歩いて「湯釜」を観に行くかどうか。
当初はもちろん、観に行くつもりでいた。
しかし、雨・・・。
体力の消耗、時間のロスを考えてスルーしようかとも思った。


でも、行かなかったらきっと後悔するだろうな。


雨の中、自転車を駐車場に置いて湯釜への登山開始。
観光バスで登って来たお客さんでなかなか賑わっている。


湯釜


湯釜から駐車場

足元に気を付けて戻る頃にはさっきまでの雨は止んでいた。

屋根のある場所でさっき見えたサイクリストが雨対策をしていた。
話してみると、数日間のツーリング中とのことだった。

群馬在住のその方と昨日今日の話をしていたら、
R146〜R292より県道の方が走りやすいだろうと教えてくれた。
(やはり県道を繋いだ昨日のルート設定は良かったのだ)
他にも自転車の話を色々として、その方の出発を見送った。


左に見えている道を登り切ると湯釜


湯釜と国道を挟んで反対に位置する弓池

いつまでものんびりしていられない。
あたたかいコーヒーを飲み干し、渋峠へ向かう。
一旦、下って登り返すことになるらしい。
雨は止んだが路面はウェット。
細心の注意を払って先へ進む。

そして登り返す。

ここまで登って来たことが自信になっているのか、
先が見通せた安心感からか、淡々とペダルを回して行ける。
標高2000mオーバーの景色をしっかりと目に焼き付けながら。

そして——



日本国道最高地点 標高2172m「渋峠」


残念ながら、視界はあまり良くなかった。
晴れてる時の景色も見てみたい。

しばらく到達の余韻に浸り、
車でやってくる観光客のカメラのシャッターを押したりしていた。
スポーツドリンクをくれたおじさんは僕も一緒に写真に入れてくれた。

自転車に乗っていると、知らない人に声を掛けられることがある。
今日も休憩中や湯釜、白根山、そして渋峠でそんなことがあった。

「どこから来たの?」と母のような年齢の女性に聞かれたり、
「俺も乗ってたんだよ」と言うおじさんがいたり、
興味深げにこっちを見ている男の子がいたり、
そして、同じく自転車に乗っている人がいたりして。
そういう人達と何気ない会話をするのは楽しい。
中には面倒に思う人もいるのかもしれないけど、
どうやら僕はそういう交流がかなり好きなようだ。

そろそろ・・・と思う頃、また雨粒が落ちてきた。
峠から少し先へ行くと渋峠ホテルがある。



ここで渋峠への到達証明書なるものを購入。
そのついでに少し雨宿りをさせてもらう。
ホテルの方と話をしていたらロビーにいたお客さんに声を掛けられた。
その方は競輪の選手で、トレーニングしにここへ来ているのだと言う。

標高が高いので、いわゆる高地トレーニングになるらしく、
数日、山で過ごして下へ戻ると、身体能力がUPしていることを実感するそうだ。

いろいろと歓談していても、一向に雨の弱まる気配がない。
これからは下りっぱなし。
寒さ対策も兼ねてレインウェアを上下着込み、
意を決して下り始めることにした。


こんな景色が見えるものの・・・


路面はさっきまで以上にウェット。
慎重に、慎重に下って行かねばなるまい。

雨は弱くなったり、強くなったりを繰り返す。
そんな中、ほとんどペダルを漕がずに高度を下げて行く。
獲得した標高を一気に吐き出すイメージ。

下ハン持って、ブレーキ握って。
シューのすり減りが気になって直線で解放、
スピードの出過ぎにびびってまたブレーキ。
そんなことを繰り返して下る、下る。

路肩の状態はあまり良くない。
ひび割れ、砂利の堆積、そして水たまり。
少しでも気を抜いたら落車するのではないかと神経を集中。

ブレーキを握り続けて手が疲れ、首から肩も痛んでくる。
下りが有り難くないと日頃の自分に怒られそうなことを思ったりした。
集中力の欠落を感じ、下りっぱなしだったが休憩を挟んだ。

R292の下りが終盤になる頃、
路面には水はけを良くする為か、ナナメの切り込みがそこかしこに現れる。
それがまた神経を遣わせる感じで鬱陶しかった。

ようやく湯田中まで下る頃にはかなり消耗していた。
長野まで自走しようという気もなくなっていた。

 

駅に着くと、10分足らずで発車する電車がホームに待っていた。
次の電車は50分ほど後。
急いでパッキングしようかとも思った。
しかし、それは一瞬の気の迷いだった。
「何を今さら」。

余裕を持ってパッキングし、ローカル線の駅の風情を味わい、
切符が買えなくて困っている外国人に英語で話し掛けた。

特急の中ではほとんど眠っていた。
長野駅で新幹線に乗り換えても、やはり眠ってしまうのだった。

東京からは自転車に乗って帰るつもりもあったが、
R246を走る気分にならず、最寄り駅まで輪行。
雨でドロドロの愛車を組み立て、河川敷を気持ち良く走って帰宅。

こうして渋峠を走るサイクリングは終わった。
走りたい所だけを切り取るかのような輪行旅。
たまにはこういう旅もいいかな。

2日目のデータ
走行時間3:30'55
走行距離48.79km
平均時速13.8km/h
積算距離1627.0km

ルート情報:草津温泉〜渋峠〜湯田中
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お〜。
お〜。渋峠ですか。
楽しそうなコトしてますな〜。
雨じゃなければ、もっと楽しめたでしょうに、ちょっと残念でしたね。

輪行だと全国あっちこっち行けてイイですね。
・・・で、次はどのあたりを走る事を考えられてるのでしょう?
Jamis Gang 2008/09/15(Mon)19:11:15 edit
Re:お~。
ステップアップとか考えてたらいつまでたっても行けそうにないので、気の向くままに行ってみました。しかも美味しいとこ取りで行きも帰りも輪行です。

雨じゃなければ眺望、寄り道、ダウンヒルともっと楽しめたのでしょうけど、いつかまた行けばいいかな、と思うことにしてます。

次は…どこへ行くやら、です。しばらくは自走で行けるとこかな、と思ってます。
【2008/09/15 21:51】
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プロフィール
HN:
eveningwaves/ゆうなみ
性別:
男性
自己紹介:
こんにちは、ゆうなみです。

長めなライドは月イチ程度。
更新もそんな感じです。

まったく乗れない今日この頃です。

遠くまで行くのが好きです。
ソロもグループランも好きです。
登りにめっぽうめちゃ弱いです。
平地はのんびり走ってます。

2011、行ってみたい所
・大弛峠
・奥武蔵グリーンライン
・伊豆大島

美味いものサイクリング、
温泉サイクリングに興味アリ。
お帰りは電車で(笑)

よろしくお願いします。
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